ブログにはブルーオーシャンなジャンルってあるんですか?
見つけ方を教えてほしいです!
本記事はこのようなお悩みを解決します。
今からブログを始める方は、完全に後発組になります。
そしてブログ・アフィリエイト初心者にとって、競合がたくさんいるジャンルで戦うのは現実的に厳しいです。
ブログのことを調べていくと、「ブルーオーシャンを見つける」「ブルーオーシャンしか稼げない」といった情報を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そこで、今回はぼくが実践しているブルーオーシャンの見つけ方を紹介します。
初心者向けにわかりやすく解説するので、参考にしてみてくださいね。
ちなみにまだブログを開設していないという方は、「【簡単】ブログの始め方を実体験から分かりやすく解説【初期設定もアリ】」で画像付きで紹介しているのでご利用ください。
それでは早速、中身を見ていきましょう。
ブログにおけるブルーオーシャンとは?
まず始めに、ブログにおけるブルーオーシャンとはなにかを説明します。
そんなこと知ってるよ~、という方は飛ばしちゃってください!
ブルーオーシャンの定義
ブルーオーシャンとは、競合が少ない(あるいは競合がいない)市場のことを指します。
「争いがなく、穏やかでのんびりできる青い海」が由来になっています。
最大の利点は、競合が少ないorいないことです。
なので、記事を書けば検索上位を独占できるので、たくさんのアクセスをブログに集められる可能性が高まります。
え?ブルーオーシャンでも絶対アクセスを伸ばせるわけではないのですか?
はい、その通りです。
ここで注意すべきは、「競合が少ないorいない=ブルーオーシャン」ではないということです。
市場が小さすぎたり、将来性のない市場の場合、どんなに記事を書いても検索されないのでアクセスがないでしょう。
ブルーオーシャンを探すときは、ある程度の市場がある、もしくは将来性があるか確認してください。
今だと「NFT」とか「仮想通貨」は将来性があると言われているよ!
レッドオーシャンの定義
ブルーオーシャンに対して、レッドオーシャンとは競争の激しい市場やジャンルのことを指します。
「争いが激しく、血で染まった赤い海」が由来です。
最大の利点は、誰が見ても少し調べれば稼げるジャンルだとわかることです。
たくさんのブロガーが成功を残しているので、その中に割っては入れれば一定の収益が期待できます。
しかし、最大のデメリットはレッドオーシャンは参入の難易度が高いです。
ドメインパワーの高い企業サイトや有名ブロガーなどが競合に多いため、初心者ブロガーが稼ぐのは至難の業です。
初心者のうちは、できるだけレッドオーシャンの領域は避けていくほうがベターです。
レッドオーシャンは道しるべになる!
レッドオーシャンは避けるべきとお伝えしましたが、ブルーオーシャンを探すという意味では「良い道しるべ」になります。
具体的には、レッドオーシャンの深堀りです。
意外と血で染まっている海も、潜ってみたらキレイな青い海だったなんてこともあります。
レッドオーシャンは競争が激しい反面、一定のニーズが存在すると思われるからです。
完全なブルーオーシャンを探すのが一番良いですが、個人的にはおすすめしません。
なぜなら、まっさらなブルーオーシャンを見つけるのは、大変な労力と先読みする力など一般人が見つけられるようなものではないからです。
事実、大企業が何千万何億円と投資して失敗するようなものなので、個人には難易度が高いとわかりますよね?
ネットでは成功事例がたくさん出てきますが、そこに達するまでにたくさん失敗していますし、
何より再現性がないことがほとんどです。
なので、ブログ・アフィリエイトで稼ぎたい方は、「レッドオーシャンの中に潜ってブルーオーシャン」を探すイメージを持つと見つけやすいです。
ブログのブルーオーシャンの見つけ方4つのステップ
ブログのブルーオーシャンの見つけ方は下記の4つのステップです。
4つのステップ
- 興味のあるジャンルを選定
- レッドオーシャンか確認する
- 競合の稼ぎを確認する
- 穴場キーワードを探す
1つずつ解説しますので、見ていきましょう。
興味のあるジャンルを選定
はじめに、興味のあるジャンルを選定します。
自分に経験・実績のあるジャンルを選ぶのがベストですが、ほとんどの方がブログに書けるほどの経験・実績がないと悩むことでしょう。
そんな方は、これから頑張りたい・学びたいジャンルを選ぶとよいです。
ブログ運営をしながら知識を増やせるので、一石二鳥の戦略ですよ。
ポイントは、勉強を続けることが苦にならないジャンルです。
「稼げそう」だけの理由で選ぶのは良くないです。ブログは質の高い記事を書くことがポイントなので、熱意を向けられるジャンルにしましょう。
レッドオーシャンか確認する
次に、選んだジャンルがレッドオーシャンか確認していきます。
繰り返しになりますが、レッドオーシャンかどうか確認する理由は「レッドオーシャンの中に潜ってブルーオーシャン」を探すことです。
なのでこの作業が非常に重要になります。
確認方法は下記です。
確認方法
- 月間検索ボリュームを調査する
- 検索結果を調査する
この2つのステップで進めていきます。
それぞれの調査の仕方を説明していきますね。
月間検索ボリュームを調査する
検索ボリュームとは、任意のキーワードが検索エンジン(Google・Yahoo!)で検索される回数のことで、どのくらい悩んでいる人(ニーズ)がいるのかを確認できます。
検索ボリュームは、Google公式のツールである『Google広告』のキーワードプランナーという機能を使えば簡単に調べることができます。(※Googleアカウントが必要)
Google広告にログインした後、「ツール」→「キーワードプランナー」の順で進むようにしてください。
下の画面になるので、右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を押します。
次に検索窓に調べたいキーワードを検索すれば、月間検索ボリュームの調査は完了です。
今回は「仮想通貨」をキーワードにしました。
そうすると、月間平均検索ボリュームが10万~100万と表示されました。
月間平均検索ボリュームは、最低でも1万~10万程度の検索ボリューム無いとジャンルとしては狭いかなという印象です。
検索結果を調査する
検索結果では、企業サイトや強豪ブログが多いかを確認していきます。
なぜならば、レッドオーシャンのジャンルは基本的に高単価であり、収益が見込めるから会社や人が集まってくるんですね。
「仮想通貨 おすすめ」「仮想通貨 始め方」「仮想通貨 儲ける」など思いつくキーワードで検索してみましょう。
検索結果の1ページ目に、企業サイトが3つ以上出てきたら、そのジャンルはレッドオーシャンですね。
こんな感じです。
基本的にSEOにおいて、企業のページには個人ブログは勝てないので注意が必要です。
競合の稼ぎを確認する
次に、個人ブロガーの収益を確認してみてください。
確認方法は下記です。
確認方法
- ブログのTOPページに自己紹介の実績として記載
- ブログの運用レポートとして記事になっている
- SNSの自己紹介欄に実績として記載
特に最近は、SNS×ブログが主流になってきているので、SNSで実績を配信しているケースが多いので早く見つかると思います。
どのくらい稼げているのか把握することは、自分の目指している収益規模に合致しているか確認ができます。
収益は出ていない場合もありますので、そんなに調査時間はかけずに調べてみましょう。
穴場キーワードを探す
最後に、穴場キーワードを探しましょう。
探すうえでポイントは3つあります。
ポイント
- ロングテールキーワードを選定
- 競合が強くないキーワードを選定
- ネガティブキーワードを選定
3つ詳細を解説していきます。
ロングテールキーワードを選定
レッドオーシャンの中で検索順位上位を目指すためには、ロングテールキーワードを狙うのが基本です。
ロングテールキーワードとは?
- 3単語以上のキーワード
→検索者が何を求めているかがわかりやすい
- 検索数が月100~500程度
→競合が多くないので、個人ブロガーでも勝ち目がある
このような特徴があります。
ブログ初心者はいきなり競合がひしめき合うビックキーワードを狙っても勝ち目がありません。
ロングテールキーワードであれば、初心者でも上位を狙いやすいので積極的に狙っていきましょう。
競合が強くないキーワードを選定
レッドオーシャンの中で勝つためには、競合サイトに勝てる領域を見つけることが大事になります。
調査方法は「SEO難易度」という指標を『SEOキーワード難易度チェックツール』を活用して調べるのがおすすめです。
試しに「ブログ 始め方」「ブログ ブルーオーシャン」を調べてみます。
- 「ブログ 始め方」
競合がたくさんいそうな「ブログ 始め方」で検索した結果は、52.3点でした。
- 「ブログ ブルーオーシャン」の場合
対して、「ブログ ブルーオーシャン」と検索するとSEO難易度は29.3点という結果でした。
ブログ初心者の方はSEO難易度を40点未満のキーワードを見つけて記事を書くと良いです。
SEOキーワード難易度チェックツールは、Googleの公式算出数値ではないため、あくまで参考値として活用してください。
その他のおすすめツールは下記の通りです。
おすすめツール
- Ranktracker:競合分析だけでなくキーワード順位もチェックできる
- Ubersuggest:競合分析(キーワードボリューム、難易度)など細かく確認可能
ネガティブキーワードを選定
ネガティブキーワードがなぜ狙い目かというと、企業が書きにくい傾向があるということです。
企業が書けないキーワードというだけで、あとは個人ブロガーとの勝負に持ち込めるのでチャンスが広がります。
ネガティブキーワードは下記のようなマイナスなイメージがあるキーワードのことを指します。
ネガティブキーワードの例
- [〇〇 悪い 評判]
- [〇〇 つらい]
- [〇〇 やめたい]
- [〇〇 詐欺]
- [〇〇 炎上]
こんな感じのイメージです。
この4ステップを活用して、「レッドオーシャンの中のブルーオーシャン」を見つけちゃってください!
ブログでレッドオーシャンを避けるべき理由
「ブルーオーシャン」の見つけ方まで理解できたところで、レッドオーシャンを避けるべき理由をしっかりお伝えしておきます。
初心者においては絶対にレッドオーシャンには手を出してはいけません。
その理由は下記です。
レッドオーシャンを避けるべき理由
- 企業が参入しているので、勝てる可能性は限りなくゼロ
- 成果が出ずに挫折の原因になる
- すぐに企業サイトが参入してくる
一つずつ見ていきましょう。
企業が参入しているので、勝てる可能性は限りなくゼロ
レッドオーシャンを避けるべき理由1つ目は、そもそも勝てる可能性が低いからです。
アフィリエイト市場は年々市場が大きく成長しています。
株式会社矢野経済研究所が国内アフィリエイト市場を調査した結果、下記のようになってます。
ここまで市場が成長している背景として、コロナウイルスによってEC利用が増えているということが言われています。
このチャンスを機に企業が続々と参入している状況です。
企業は何億も投資して広告やライターを雇って記事を量産していく体制を作りあげるので、初心者では太刀打ちできません。
企業と戦わないためにもレッドオーシャンは避けるべきでしょう。
成果が出ずに挫折の原因になる
レッドオーシャンを避けるべき理由2つ目は、挫折の原因になるからです。
ブログ初心者はまず小さな成功体験を積んでいくのが良いですが、レッドオーシャンは成果が全く出ない可能性があります。
成果が出ないと続ける気力が無くなっていくので、夢半ばで挫折という結果になった方も多くいます。
すぐに企業サイトが参入してくる
レッドオーシャンを選んではいけない理由3つ目は、市場規模の大きいジャンルは企業からの注目を浴びています。
将来性を期待されるジャンルも同じで、どんどん企業が参入してくることが予想されますので注意が必要です。
例えば、今注目は「NFT」や「メタバース」「ブロックチェーン」の市場です。
例えば、このような右肩上がりに成長する市場は今後レッドオーシャンになる可能性が高いです。
企業が参入してこない市場は勝てる可能性が高まります。
【2023年5月版】アフィリエイトブログの穴場ジャンル4選
これまでブログのジャンルは興味が持てるものにすべきという説明をしてきました。
穴場のジャンルをご紹介しますが、前提は忘れないでください。
穴場ジャンル4選
- 退職代行
- マッチングアプリ
- サブスクリプションサービス
- 宅食サービス
最近流行りだしたジャンルですが、まだまだ稼ぐことが可能なジャンルです。
自分に合ったジャンルを探してみてください。
経験談や体験談は一番のオリジナリティになります。
番外編:ブルーオーシャンは自分で作り上げる!?
ここまで読んでくれたあなたに僕が実際に行っているブルーオーシャンの戦略をご紹介します。
結論をお伝えすると、最強のブルーオーシャン戦略は「自分で作り上げる」です。
つまり、自分の人生をフルに活用して「体験」や「経験」をブログのコンテンツにしていくということです。
なぜこの戦略にたどり着いたかというと、ほとんどのブログでは「自分が本当に体験した実体験を語っているサイトは少ない」とぼくは見ています。
あなたもブログの研究をするうちに違和感に気付くはずです。
あれ、これさっきも同じようなブログ見たんだけど・・・
こんな感じです。
本当に良質な記事は、「読者の悩みを解決できる記事」です。
そこには必ず実体験が必要でその方が説得力が増します。
あなたが経験する実体験はオリジナリティに変わるので、誰にも真似されない「ブルーオーシャン」を作り上げることができます。
では、具体的にブルーオーシャンを自分で作り上げて、稼ぐ一例をご紹介していきます。
稼ぐ手順
- 多くの経験と体験を積み上げる
- SNSも育てておく
- アフィリエイト→自社商品で稼ぐ
一つずつ見ていきましょう。
多くの経験と体験を積み上げる
まずは、自らが行動して多くの体験や経験を積むことが何よりも大事です。
例えば、つみたてNISAのブログを作りたいならば、実際に下記のような体験をしてみましょう。
- 口座を開設してみる(複数)
- つみたて投資を実際に行ってみる
- 複数の銘柄を試験的に購入してみる
このようなことが初心者でも体験としてできます。
この体験をあなたのオリジナリティとして、ブログを書いていくイメージになります。
あなたの実体験は、読者に寄り添った記事を作る手助けになること間違いなしです。
SNSも育てておく
次にブログと同時にSNSも育てていきましょう。
現在のブログ運営は、SNSと掛け合わせて行っていくが主流になっています。
なぜならば、SNSは国民の大半が活用していて、そこから読者をブログに引っ張ってこれるからです。
SNSの運用イメージとしては、「実体験の要約」をしていく感じです。
Twitterが一番気軽に始められますので、実体験したらつぶやくという習慣を作ってしまうと良いと思います。
オリジナルなコンテンツは、あなたのファンを増やしてくれますよ。
アフィリエイト→自社商品で稼ぐ
最後にブログのアクセスやSNSのフォロワー数が伸びてきたら、アフィリエイトや自分の商品で稼ぐことができます。
始めはアフィリエイトに集中して、実績を作っていきましょう。
その後、実績を看板にしてノウハウを自社商品にできたら最高です。
例えば、
- Twitterで〇〇円稼いだ極意
- アフィリエイトで月〇万円稼いだロードマップ
などあなたが進んできた道をコンテンツ化できるわけです。
ちなみに自社商品を紹介する際におすすめのサイトはこちらです。
- note
- Brain
- メルマガ
月100万を稼ぐブロガーは、このパターンが多いので長期的に目指せるようにしていくとよいでしょう。
ブログのブルーオーシャンに関するよくある質問
これからブログを頑張る人のために、よくあるご質問を纏めておきますので参考に使用してください。
まとめ:ブルーオーシャンを探してブログを収益化しよう!
今回はブログのブルーオーシャンの見つけ方について、ブログ初心者向けに解説させていただきました。
おさらいですが、
4つのステップ
- 興味のあるジャンルを選定
- レッドオーシャンか確認する
- 競合の稼ぎを確認する
- 穴場キーワードを探す
繰り返しになりますが、ブルーオーシャンは、既に儲かっているレッドオーシャンの穴場から見つけることが大事です。
適切なジャンルとキーワードを選べれば、少ない労力で「稼げるブログ」を後発でも作ることができますよ。
ちなみにまだブログを開設していないという方は、「【簡単】ブログの始め方を実体験から分かりやすく解説【初期設定もアリ】」で画像付きで紹介しているのでご利用ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。