
仮想通貨のホワイトリストってなんですか?
ホワイトリストへ登録されている銘柄を教えてほしい!

本記事では、このようなお悩みを解決します。
仮想通貨の投資を実際に始めたいと思っている初心者の中でも、「怖い」「損しそう」などマイナス面に目を向けてしまい、なかなか始められない人も多いのはないでしょうか?
実際に国内外の仮想通貨取引所では、ハッキング事件や詐欺などのニュースが過去に報じられています。
では、安全な仮想通貨は存在しないのでしょうか?
そこで登場するのが、ホワイトリストです。
早速その概要について見ていきましょう。
仮想通貨(暗号資産)のホワイトリストとは?

仮想通貨(暗号資産)のホワイトリストとは、金融庁が認可している取引所で取り扱っている安全に取引が可能な仮想通貨(暗号資産)のリストのことです。
金融庁認可の取引所が扱う仮想通貨は一定の基準を満たしているため、ほかの通貨よりも安全性と信頼性が比較的高いとされています。
しかし、ホワイトリストに登録がされているから儲かるという話ではないので、注意してください。
【最新】ホワイトリストに登録されている仮想通貨の銘柄一覧

現在ホワイトリストに登録されている仮想通貨は、56種類です。(2022年11月30日時点)
仮想通貨の種類
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- キャッシュ(QASH)
- フォビトークン(HT)
- リンク(LI)
- こばん(RYO)
- フィスココイン(FSCC)
- ネクスコイン(NCXC)
- カイカコイン(CICC)
- ザイフ(ZAIF)
- ゼン(Zen)
- コムサ(CMS)
- トロン(TRX)
- コスモス(ATOM)
- ポルカドット(DOT)
- オーケービー(OKB)
- パレットトークン(PLT)
- エイダコイン(ADA)
- チェーンリンク(LINK)
- シンボル(XYM)
- ジャスミー(JASMY)
- メイカー(MKR)
- ディープコイン(DEP)
- コスプレトークン(COT)
- ボバネットワーク(BOBA)
- ドージコイン(DOGE)
- FC Ryukyu Coin(FCR)
- ビットコイン・サトシ・ビジョン(BSV)
- アバランチ(AVAX)
- ポリゴン(MATIC)
- ゲンソキシメタバース(MV)
- ジパングコイン(ZPG)
- クレイトン(KLAY)
- チリーズ(CHZ)
- アバランチ(AVAX)
- アスター(ASTR)
参照:JVCEA発表の取扱い暗号資産及び暗号資産概要説明書
初心者の方が仮想通貨投資を始める際には、まずこのリストの中から選定するほうがよいでしょう。
ただ、前述の通り、ホワイトリストは金融庁が安全性や将来性を保証しているわけではないので、必ず儲かるというわけではありません。
以下は金融庁のホワイトリストに対する見解です。
・暗号資産交換業者が取り扱う暗号資産は、当該暗号資産交換業者の説明に基づき、資金決済法上の定義に該当することを確認したものにすぎません。
・金融庁・財務局が、これらの暗号資産の価値を保証したり、推奨するものではありません。
・暗号資産は、必ずしも裏付けとなる資産を持つものではありません。
金融庁HP
このように、見解を出していますので「価値を保証したり、購入を推奨しているわけではない」ということを十分に理解しておきましょう。
国内交換業者の仮想通貨の審査基準とは
では、金融庁に登録されている国内交換業者が扱う仮想通貨は、どのような審査がされているのか見てみましょう。
金融庁が公開している事務ガイドラインによると、大きく次のような事項が審査基準になるそうです。
審査基準
- 仮想通貨の仕組みや用途、流通状況
- テロ資金やマネーロンダリング等に利用されるリスク
- 仮想通貨取り扱いによって生じるリスク
難しいですが、仕組みは健全かどうか、社会に悪影響を及ぼすものでないか、資産流出などのリスクはないのかという我々を守るための基準ということですね。
まとめ
今回の記事はホワイトリストについて解説してきました。
ホワイトリストとは?
金融庁が認可している取引所で取り扱っている安全に取引が可能な仮想通貨(暗号資産)のリストのことです。
比較的安全であるということを説明してきました。
また、注意すべき点は、
金融庁は、価値を保証したり、購入を推奨しているわけではない
ホワイトリストに載っていても、絶対安全ではない
ホワイトリストに載っていても、必ず価値が上昇するわけでもない
ということを解説してきました。
ここまでご理解いただき、仮想通貨投資にトライしてみようという方は、国内の取引所で口座開設を行う必要があります。
口座を開設は一定の時間を要しますが、無料で開設できますのでこれを機に開設しておくことをおすすめします。
口座開設について、筆者が開設したときの手順を画像付きで解説しておりますので、ご利用ください。
↓口座開設の前に読む記事
↓口座開設をするときに読む記事①
↓口座開設をするときに読む記事②