仮想通貨には、ホワイトペーパーっていうものがあると聞いたけど、どんなものなの?
私は読まないで購入してしまったけど、大丈夫でしょうか?
本記事はこのようなお悩みを解決します。
仮想通貨は、ビットコインの他にアルトコインと呼ばれるイーサリアム、リップル、ライトコインなど世界には既に1万種類以上の仮想通貨が存在すると言われています。
ビットコインが高値で取引されている一方で、マイナーなアルトコインは高値はついていません。
高値がついていないだけなら、将来的な値上がりを期待して投資をする判断もありますが、中には詐欺の可能性すらある悪質な仮想通貨が存在するのも事実です。
そういった悪意ある仮想通貨を買わないためにも、「ホワイトペーパー」は非常に役に立ちます。
今回は、ホワイトペーパーの概要と使い方のポイントをご紹介します。
ホワイトペーパーとは?
ホワイトペーパーは直訳すると「白書」になるが、仮想通貨におけるホワイトペーパーは、「計画書」にあたります。
中には、仮想通貨の構想や企画、どのような技術(ブロックチェーン等)を使っているかなど、その仮想通貨に関する情報が記載されています。
投資家と呼ばれる方々は、この中身を確認して将来性があるのかないのか、という部分を判断して投資を実行していきます。
ホワイトペーパーは誰でも見れる?
ホワイトペーパーは基本的に誰でも読むことができます。
ICO(Initial Coin Offering)において資金調達を行うためには、多くの方々に幅広く知ってもらう必要があるため、無料で公開しているケースが大半です。
ICO(Initial Coin Offering)とは?
新規仮想通貨公開を指します。(一般の方々が購入できる状態です)
ICOは、企業が仮想通貨を発行し、それを購入してもらうことで資金調達を行う方法です。
幅広い方々を対象にしているので、英語で記載されていることがほとんどですので、無料の翻訳サイトを使用して読むことをおすすめします。
ホワイトペーパーを読んでみる(ビットコイン)
ビットコインについては、2008年10月31日にサトシ・ナカモトが公表した論文がホワイトペーパーにあたります。
論文はこちらからご確認ください。
中には、ビットコインを支えるブロックチェーンの技術の仕組みが記載されています。
ホワイトペーパーを読んでみる(イーサリアム)
次に、ビットコインに次ぐ時価総額のイーサリアムのホワイトペーパーを読んでみましょう。
2014年に考案者のヴィタリック・ブテリン氏によって公表されています。
論文はこちらからご確認ください。
イーサリアムの最大の特徴は、ビットコインにはない「スマートコントラクト」と呼ばれる機能が付与された点です。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で行う契約を自動化する技術のことです。
これにより、第三者の認証が不要になるほか、情報の透明性が高まるといった効果があります。
ホワイトペーパーの見方のポイント紹介
ホワイトペーパーは、以下をポイントにして確認するといいと思います。
ポイント
- 開発目的は明確か
- 拠点はどこにあるのか
- 発行主体は誰か
- 資金調達の使い道が明確で実効性があるか
- セキュリティに関する考え方
- セキュリティ対策は十分か
- 発行上限はあるのか
- 開発の組織体制はどうか
全て記載がないホワイトペーパーも存在しますが、抑えられているものは一定の信頼性があると考えられます。
反対に上記の項目で少しでも「おかしいな」「変だな」と思ったら、投資をする前によく考えたり調査した方がよいと思います。
詐欺などに巻き込まれないためにも、自分の身は自分で守りましょう。
まとめ:ホワイトペーパーを使って仮想通貨の将来性を確認しよう
仮想通貨の価値が上がっていくかどうかは、誰にもわかりません。
確認すべき事項に目を通して、将来性の低い通貨に投資を行わないように自分で判断しましょう。
あなたの大事な資産を無駄な投資商品に使わないように願っております。
本記事は以上となります。
最後まで御覧いただきましてありがとうございました。
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