仮想通貨はギャンブルとよく聞くのですが、どうなんでしょうか?
ギャンブルに手は出したくないので、詳しく教えてください。
本記事はこのようなお悩みを解決します。
暗号資産(仮想通貨)は、少し前に「億り人」と呼ばれる億を稼ぎ出した一部の方を指す言葉や、
莫大な借金を背負ったという一部のネットニュースにより、「怪しい」や「危ない」といったイメージが先行している。
そこで本記事では、暗号資産(仮想通貨)はギャンブルなのかという点について解説をしていきます。
この記事を最後まで読んでいただき、ご自身で判断していきましょう。
仮想通貨はギャンブルなのか?
結論、暗号資産(仮想通貨)はギャンブルでもあり、投資のどちらでもあるということを冒頭お伝えします。
え?どういうことですか?
そんなんじゃ続きを読む必要ないんですけど...
どちらでもあるというのは、「個人の考え方・接し方」で仮想通貨はギャンブルにも投資にも姿を変えるということです。
なので、私の考え方・接し方では暗号資産(仮想通貨)は「投資」という姿でいてくれています。
もしかするとあなたの考え方・接し方次第では、暗号資産(仮想通貨)は残念ながら「ギャンブル」なのかもしれません。
では詳細を見ていきましょう。
投資とギャンブルの違い
では投資とギャンブルの違いはなんでしょうか?
言葉の定義を整理していきます。
この定義の中で、あなたは仮想通貨をどのように考え・接していこうとしているか考えてみましょう。
「投資」とは
投資とは、事業などの一定の成長が見込まれる対象に資金を投じて、資産を拡大させることです。
例えば、株式への投資は該当企業の成長性を見極めて資金を投じますよね。
そして金額は多かれ少なかれ、該当企業はさらなる発展のためにその資金を使い、大きな利益を出して買い手に還元します。
そのため、投資は「プラス・サム」の経済行為と言われています。
「ギャンブル」とは
ギャンブルとは、特定のゲーム・イベントに資金を投じたもの同士の中で勝者と敗者を決めます。
通常はすべての資金の中から運営料が引かれて、勝者に一定割合賞金として配分されます。
この仕組みがパチンコや競馬、宝くじです。
「投機」とは
投資とギャンブルと横並びで使われるので、「投機」についても触れておきます。
投機とは、変動が生じる金融資産の差分を獲得して利益を得ることです。
FXや株のデイトレードなどが代表例にあたります。
誰かの損失が勝者の利益になっているケースが多いですね。
なので、投資とは対称的に「プラス・サム」ではなく、「ゼロ・サム」の経済行為と言われています。
暗号資産(仮想通貨)が「危ない」「怪しい」「怖い」と言われる理由
暗号資産(仮想通貨)はギャンブルと位置付けられることが多いですが、その裏には「危ない」「怪しい」というイメージが付きまとっています。
その理由について見ていきましょう。
理由
- デジタル通貨なので実態がない
- 詐欺やハッキング事件も多発している
- 国家などから守られていない
- 他の金融商品と比べて相対的に価格変動が大きい
- レバレッジ取引で自己資金以上の大金を扱える
デジタル通貨なので実態がない
仮想通貨は、デジタル通貨という概念の中の一種です。
みなさん電子マネーはお使いだと思いますが、実態がないですよね。
実態が無いので、どうしても信用できない層は存在するのも事実です。
詐欺やハッキング事件も多発している
暗号資産(仮想通貨)は世界に1万種類以上あると言われています。
その中には、詐欺や悪用のために作られたコインがあるのは事実で、度々ニュースで報じられています。
また、暗号資産(仮想通貨)は毎年相当数のハッキングにあっており、コインの流出などの事件も起きています。
下記は参考までにこれまでの事件の推移です。年々増えているのが確認できると思います。
国家などから守られていない
仮想通貨は中央銀行(日銀など) や国家が発行しているものではなく、多くの仮想通貨には中央管理者が存在しません。
つまり、日本円は日本銀行が管理しているような国の組織は関わっていないということです。
なので万が一のハッキング事件で通貨が盗まれてしまっても自己責任ということになります。
他の金融商品と比べて相対的に価格変動が大きい
暗号資産(仮想通貨)に中央管理者がいないということは上述しました。
まだまだ暗号資産(仮想通貨)は歴史が浅いこともあり、1日で数%の価格変動が起きることも珍しくありません。
最悪の場合、せっかく資産が短期間で失われる可能性もあります。
これが暗号資産(仮想通貨)はギャンブルと言われる所以かもしれません。
購入の際は選ぶ前にポイントを確認しましょう。
レバレッジ取引で自己資金以上の大金を扱える
暗号資産のレバレッジ取引とは、証拠金を口座に預け入れて、その証拠金を担保にして証拠金以上の金額を取引する仕組みのことです。
自分の資金以上のお金を動かせるので、知識無く取引を行うと膨大な損失が発生する可能性が高いです。
その分、一獲千金を狙うこともできますが、その分リスクが高まっていることも頭に入れるべきです。
暗号資産(仮想通貨)の怖いと言われてる理由の一つだと思います。
投資としての暗号資産(仮想通貨)の取引の方法
暗号資産(仮想通貨)を投資として取引するためには、「長期的に資産を運用して、資産を拡大させる」という考え方を揺るがない芯として持ってください。
逆に「短期的に利益を出そう」とか「急に暴落してしまった」など短期的な損益で考えるやり方は、ギャンブルに該当します。
短期間に目先の利益を得ようとするやり方はギャンブルです!
では、投資となる暗号資産(仮想通貨)への投資の方法を見ていきましょう。
投資方法:長期的な視点でつみたて投資
資産を育てていくには、長期的な視点で資産を運用していく必要があります。
また、毎月定額で投資していく方法は、メリットが多く存在します。
つみたて投資のメリット
- 少額から投資ができる
- 時間分散によるリスク軽減が可能
- 購入機会を損失しない(自動化できる)
つみたて投資するならおすすめの取引所
つみたて投資を行うなら、国内大手の取引所のコインチェックがおすすめです。
取引所 | コインチェック | ビットフライヤー |
取扱い通貨数 | 17種類 | 17種類 |
積立最低金額 | 10,000円(ひと月あたり) | 1円(1日あたり) |
引落し方法 | 銀行口座より引落し | 取引所内より引落し |
積立開始日 | 申請日より約1か月後 | 最短翌日 |
引き落とし方法が指定の口座より直接できます。
他の取引所は専用の口座に一度入金の必要がありますので、手間がかかりません。
コインチェックの口座開設がまだの方は無料で口座開設ができますので、下記の画像付き完全ガイドを参考にしてみてください。
私が開設したときの情報ですので、安全に開設までできると思います。
まとめ:暗号資産(仮想通貨)は個人の考え方と運用方法で投資にもギャンブルにもなる
いかがでしたでしょうか?
本記事では、暗号資産(仮想通貨)はギャンブルなのかという視点で解説してきました。
結論としては、「個人の考え方と運用方法で投資にもギャンブルにもなる」でした。
みなさんは短期的なギャンブルではなく、将来のために腰を据えて、長期的に資産運用していきましょう。
本記事は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。